くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!
くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ! | |
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Pooh's Grand Adventure: The Search for Christopher Robin | |
監督 | カール・ゲールズ |
脚本 |
カール・ゲールズ カーター・クロッカー |
製作 | カール・ゲールズ |
出演者 |
ジム・カミングス ジョン・フィードラー ポール・ウィンチェル ケン・サンソム ピーター・カレン アンドレ・ストイカ ブラディ・ブラム |
音楽 | カール・ジョンソン |
製作会社 | ウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパン |
配給 | ブエナ・ビスタ・ディストリビューション |
上映時間 | 76分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 |
くまのプーさん ハロウィンは大騒ぎ!(くまのプーさんシリーズ) マイティ・ダックス・ザ・ムービー:ザ・ファースト・フェイス・オフ(ディズニーOVA全般) |
次作 |
くまのプーさん みんなの感謝祭(くまのプーさんシリーズ) 続ティモンとプンバァ 虫を探して三千里(ディズニーOVA全般) |
『くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!』(くまのプーさん クリストファー ロビンをさがせ)(原題:Pooh's Grand Adventure: The Search for Christopher Robin)は、1997年に製作されたアメリカ映画。A・A・ミルンによる児童小説『クマのプーさん』を原作とするアニメーション作品。
概要
くまのプーさん 完全保存版から20年ぶりとなる、ディズニー版『くまのプーさん』長編シリーズの第2作。行方不明の親友、クリストファー・ロビンを探しに出たプーさんと仲間たちの冒険を描く。今作以降の続編はウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパンが製作を請け負っており、多数の日本人スタッフが製作に関与している。日本では劇場公開はされず、1998年8月21日にVHSビデオとして発売された。
あらすじ
ある年の秋の1日目。小学校の新学期が始まった日、プーさんが目覚めると家の前にはちみつのつぼが。しかし手紙が付いていることに気付かず、はちみつで手紙をべっとりと汚してしまう。親友のクリストファー・ロビンに読んで貰うおうと探しに行くが、森中の何処にもいない。プーさんはピグレット、ラビット、ティガー、イーヨーと共に、オウルに字を読んで貰おうと彼の家へ行く。オウルが汚れた手紙に書いてある文字を読んでみると「プーへ、僕は遠くに行く、食べられて、骸骨になる」その手紙の送り主がなんとクリストファーだった。プーさん達は大切な友達を助けるために冒険へ出発した。
キャラクター
- プー はちみつが大好きな優しいクマのぬいぐるみ。のんびり屋でマイペース。
- クリストファー・ロビン 6歳の男の子。とても親切。
- ピグレット 臆病だが、友達思いの小さなコブタのぬいぐるみ。
- イーヨー 陰気なロバのぬいぐるみ。
- ラビット 野菜を育てるのが得意な面倒見の良いウサギのぬいぐるみ。
- ティガー しっぽにばねが入ったお調子者のトラのぬいぐるみ。
- オウル 物知りのフクロウのぬいぐるみ。しかし、勘違いが激しい。
- ガイコツザウルス オウルが危険だという恐ろしい生き物。
キャスト
ティガーの初代声優ポール・ウィンチェルが最後に出演した作品。
役名 | 原語版声優 | 日本語吹き替え |
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プー | ジム・カミングス | 八代駿 |
ガイコツザウルス | 原語版流用 | |
ピグレット | ジョン・フィードラー | 小宮山清 |
ティガー | ポール・ウィンチェル | 玄田哲章 |
ラビット | ケン・サンソム | 龍田直樹 |
イーヨー | ピーター・カレン | 石田太郎 |
オウル | アンドレ・ストイカ | 台詞:上田敏也 歌:福沢良一 |
クリストファー・ロビン | 台詞:ブラディ・ブラム 歌:フランキー・J・ガラソ |
白尾佳也 |
ナレーター | デビッド・ワーナー | 青森伸 |
オリジナル・サウンド・トラック
「くまのプーさん クリストファー・ロビンを探せ!+more」というタイトルで、2000年7月5日に発売。6曲の歌の英語版、日本語版に加え、4曲のオリジナル・クリップが収録されている。
- Forever And Ever (ジム・カミングス/ブラディ・ブラム)
- Adventure Is A Wonderful Thing (アンドレ・ストイカ/ジム・カミングス)
- If It Says So (ケン・サンソム/ジム・カミングス)
- Wherever You Are (ジム・カミングス)
- Everything Is Right (ジム・カミングス/ケン・サンソム/ジョン・フィドラー/アンドレ・ストイカ/ポール・ウィンチェル/ピーター・カレン/ブラディ・ブラム)
- Wherever You Are End Title (バリー・コフィング/ヴォンダ・シェパード)
- いつまでもずっと (八代駿/白尾佳也)
- 冒険はすばらしい (福沢良一/八代駿/上田敏也)
- そう書いてあるなら (龍田直樹/八代駿)
- どこにいるの? (八代駿)
- 何もかもが最高! (八代駿/龍田直樹/小宮山清/上田敏也/玄田哲章/石田太郎/白尾佳也)
- どこにいるの? エンド・タイトル・リプライズ (淵上祥人/柴田穂積)
- The Best Present Ever (ポール・ウィンチェル)
- It’s Tough Being Small (ジョン・フィドラー/ジム・カミングス)
- Nobody Wants Be My Friend (ピーター・カレン)
- You’ve Got a Friend (ジム・カミングス)
映画データ
評価
Rotten Tomatoesでは8件のレヴューのうち38%が肯定的で平均点は100点満点中45点だった[2]。[エンターテインメント・ウィークリー]のジョージ・ブルーストンは「甘ったるい」としてCの評価を与え、『くまのプーさん 完全保存版』を形付けた「子どもの気持ちと大人の機知」が欠けている、と論評した[3]。Reel Film Reviewsのデイヴィッド・ヌサイルは「退屈」と評した[4]。 批判的な評価ばかりでなく肯定するものもある。Kabooseのジェーン・ルイーズ・ボーサウは楽曲と映像を賞賛した[5]。Movie Metropolisのジョン・J・プッチオも肯定的に評価し、ミルンの原作より「冒険的」な筋書きによって素朴だが迫力にかける映像表現を補っている、と論評した[6]。ジーン・シスケルとロジャー・イーバートも肯定的に評価した[7]。
脚注
- ^ その後、2006年5月24日、2012年8月3日に装丁を変え再発売。
- ^ “Pooh's Grand Adventure: The Search for Christopher Robin”. Rotten Tomatoes. 2017年1月19日閲覧。
- ^ Pooh's Grand Adventure - Entertainment Weekly
- ^ http://www.rottentomatoes.com/m/poohs_grand_adventure_the_search_for_christopher_robin/reviews/#sort=rotten
- ^ http://entertainment.kaboose.com/movies/pooh-s-grand-adventure-the-search-for-christopher-robin.html
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2013年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月29日閲覧。
- ^ http://siskelandebert.org/video/KHMRAUNG63OR/Event-Horizon--Cop-Land-1997,